ここ三日間

150 150 山下とうふ店

ぽかぽかとして体全体があたたまっているせいか背骨のすべり症のところにホッカイロをしなくても歩行がだいぶ楽になりました。神経の束と血管が圧迫されて狭くなっているのが不具合の原因のようですがすくなくとも血行だけでもよくなるとしびれや痛みは軽減されるようです。だからといって治ったわけではないですね。いろんな本が脊柱管狭窄症について書かれているようです、いろいろと調べてみようと思います。

 指揮者と楽団との関係は首長と役所との関係とイコールではないにしても似ているところが多々あるようでおもしろくも感じました。コンサートマスターに該当する人は役所でいうとだれでしょうね、生え抜きの親分はだれですか。

 歴史に没後に延々と語り継がれていく指揮者は多くが楽団とのトラブルが絶えない場合が多いのは、その音楽づくりへの妥協のなさから当然の帰結といえますが結果として作り上げられた音楽は聴く者にとっては宝石のごとくであってそれを作り上げた指揮者と楽団は音の宝石箱みたいなものと考えています。役所の職員に大人気の市長がする街づくりがどんなものかというと・・・、比較が悪いかな。

 組織の中で生きてこなかった一職人なので組織について意見をいうのはやめましょう。ただものつくりにも素材との対話の中で似たようなたとえはできるわけで、「ここは強く、そこは弱く、あれはかすかに、・・は少しゆがめて・・・」とかいうことは作り手は常に考えていてひとさまざまです。究極は「自分を捨てて素材になれ、素材の声を聞いて」などというかっこいい言葉で自己満足したりしてしまうものですが、他者に向かってなされるこういうことばはすべて疑ってかかったほうがいいかもしれません。悟る、なんて本人の発する言葉ではないと思います。死後の他者による評価です。悟ったなんて思ったらもうその時点でそのひとのものつくり人生は終わっていると考えます。