霜が

150 150 山下とうふ店

おりるようになると、ぺったんこさやはもう膨らむことはなくそのまま枯れてしまいますが、今年はそういうのが多いようです。他所でもそんな感じのようで高温障害のひとつでしょうか。かと思うと、つるぼけしたようにみえ、ボディ下部から横に張り出した枝からいっぱいさやが付き身も入っている畑もあり、何が違うのかなと考え込んでしまいます。後者はある意味大豊作です。

ごまは高温の被害はなかったのかと考えますがまだ二年目なのでなんとも見解を述べるわけにもいかないと思いますが、刈り取りタイミングと「干し方」は成功したかと思います。干し場でのかびの発生はほとんどありません。畑でのロスはまあこの程度は「天への税金」と考えるしかありません。完全青刈りは避けます。

他所からの連絡でも今年は例年よりひと月前後刈り取りが遅れていて年を越す部分もありそうです。ただし中生の早いものつまり借金なしなどはふだんよりちょいと遅れた程度で、身がはいらないという被害はほとんどなかったようで豊作の部類に入ると思います。七月の10日以降のひでり(所沢周辺はひどかった)以前にうまく蒔いた比較的早生の中生はうまくいったかと思います、白光もよかったです。結局晩生の青山在来とか小糸在来、その他の最晩成の巨大粒大豆らは中身が膨らまないという被害にやられたのかなと思います。昔から大豆に関して言われている「ひでりに不作なし」というのは一部には正しいものの晩成のものには通用しなかったものと思われます。発芽さえしてくれれば、というのがこの辺のひでりの中での願いでした、品種が”決めて”であったと思います。