と言っていいのかどうかわかりませんが、枯れて大豆ができあがり刈り取りOKの状態になって畑の中を歩くとさやの赤っぽいものの中にボディ全体が白っぽいのが混じっていることが多いです。その反対は・・・「あったかな?」。でその白さやのタネだけを蒔いてみると白さやが多くはあるものの赤いのもそこそこ入っている。
変異かなと思ってもさやの中身は同じです。ところが育ち方はやはり違っていてもとの性質を引き継いでいます、つまり背高は背高に育つ。やっぱりどこか違うのかしらね。今日はその背高巨大粒とおいらんを脱穀だけで終わってしまいました。6,7月なら7時過ぎまで畑にいられるものを今は5時前にもう薄暗くなってきます。3時に家に帰ってくるともう畑はほとんどできません。刈って集めてあれば車の荷台の灯りで作業できるのですが。
きょうは新豆を2釜もやってしまいましたが他のこともあるので、一釜で充分。緊張を強いられるのであんまりたくさんはできないのです。柔らかいので通常より濃くやるのですが濃すぎるとどろどろ豆乳でやっかいとなる。薄いと濃いのぎりぎり、といっても十分時間のたった豆と比べると”濃い”の意味がちがってきます。寄せはまだやりやすいのですが、四角い絹豆腐となるととてもむつかしいこととなります。そこそこの強度は必要。しなりも必要。もちろんなめらかでなければならない。無消泡が逆にプラスに作用する世界ですがそもそもの基準が高いので頭を悩ませるばかりです。
本もなかなか読めなくなってきて安易なYoutubeといきました。中学か高校のころやっていた素浪人月影兵庫の第2話をみました。松方弘樹・目黒祐樹兄弟のお父さんである近衛重四郎が主役ですが、コミカルな男前の剣士はすばらしい殺陣でみるひとを魅了してくれます。ほんとにきれいな殺陣です。わき役の品川隆二さんもおもしろく、ほんとになつかしいものを観てしまいました。それにしても絵が映画フィルムのせいだろうか非常にクリアできれいなモノクロでした。テレビであえて白黒で作っていた最後の時期の番組なのでしょうね。Youtubeもすごいですね、こんな時代がやってくるとはね。