えらい目にあいました。住まいのほうがぎりぎり床下浸水です。高架のJRの線路の排水と高架下2本のU字溝からあふれ出る水で洪水状態でした。JR東日本に電話しましたが担当部署は時間外で、日曜だけどあした電話してとのことでした、現場の生の状態を見てほしかったのですけど。去年の台風の時よりは少しましでしたけど。
義弟が夕方きて妹の施設はいまだに面会不可とのことでした。そしてコロナや地震、富士山の噴火のことを話題にしました。天変地異はえてして斥候のようにひとりでやってくるのではなく大群でやってくるというハムレットの中のせりふのようです。時の関節がはずれたのか、人類の環境への容赦なき悪さに対する天罰なのか・・・なるようにしかならないのかな、・・・この言葉には続いて「・・・でも何とかなるものさ」という言葉の含みをもって、励ましの言葉として使われるものだけど。
テレビの故障ですぐに4Kのテレビの安いのを買ったので毎日映画や旅行・科学番組ばかり見ています。安物といっても、やはり「きれい」です。ちょうど普通のハイビジョン液晶テレビだと「映画フィルムだとてかてか・つるつるに、対する生やビデオ映像」の差異がわかると思いますが、4Kだと映画フィルムでつるつるに見えていたものが4K処理するとハイビジョンの時のビデオ収録画面みたいに見えました。つまり昔だとホームドラマの時の画質に感じます、ただし粒子は細かいです。今溝口さんの「雨月物語」をやってますが、とてもきれいです、昔のホームドラマの時のビデオ収録の感じです。雨月物語は高校生の時、短い時間で一気読みした記憶がありますが江戸期の文章なので楽だったようなことを思い出しました、おどろおどろしくて気持ち悪くもありましたがぐいぐいと引き込まれていったように思います。
・・・途中で眠ることもなく最後まで観てしまいました。日本人であることを感謝しました。自分の年齢も相まっていろんな読み込みもできました。・・・やはり、すごい映画です。自分の生まれる前の年の作品。田中絹代さん、ああ! この時間を忘れることはないでしょう。