入学式を思わせる服装の親子もいました。とりあえずよかったよかった。先生たちは向こう3月まで大変だろうな。この3か月間頭の中は心配で大変であったと思いますがこれからは実作業でてんてこ舞いとなると予想されます。なんでもかんでも学校のせいにする姿勢はやめてもらいたいですね。
新しい生活様式。初めてこの言葉を聞いたときとても違和感を感じました。新しい、ということは今後ずっと今回始まったというか”とっている”暮らし方がこれからずーっと続くという意味にとられるからです。今回とっている暮らしの注意点・方法はあくまでも”臨時、緊急”のことがらでありそれを「新しい」という言葉で表現するのはピンとこないのです。欧米で言われているのを翻訳しただけの言葉なのか、あるいは戦時統制下で使われていた”生活様式”という言葉をそのままのニュアンスで援用したのかわかりませんでしたが、他の言葉でよかったと思います。
もうひとつは social distance, social distancing です。初めて聞いたときは「これ、なんなの?」と首をかしげました。直訳すると確かに社会的距離、意訳してもそのまま。社会的距離、なので物理的距離の対の意味を認識します。つまり身分、経済格差、人種差別、宗教差別・・・といったいやなものをたくさん彷彿とさせます。英語の意味もそうだと思います。ところが現実の意味は単なるひととひととの意味、物理的な意味で使っています。わが国でだれが使い始めたかわかりませんが、ほんとの意味で意訳つまり何をいいたいのかの簡単で明確な言葉を選ぶならば「ひととひととの距離」で良かったと思います。英語でこれを発した向こうのひとがたぶん意識したであろうニュアンスが単に「ひととひととの距離」以外にあったのだと思いますが今のところわからないのであした辞書で調べてみようと思います。