決めなければいけないかなと思う。
今年は新品種もいくつか試験してみたいと思う。大豆栽培を始めた当初は500種類程度を生涯の目標にと思ったが、品種名は違っていてもおそらく”だぶり”と思われるものもあるのでけっこうやっかいなコレクションである。
農水省はただ試験場や収集者からの提供をそのまま受け入れてデータを付したわけだが、”流行”する以前のはるか昔のことなので、来歴等にいんちきはないものと思われる。
きょうもはんぱものの東京都の白目の超マイナー種を手選別していたが、あきらかに混入ではない”青皮中黄、白目”の混じりがすこーしあったので、関東一帯に分散している小糸・行田系のこの大豆が変異として出てくるということはこのA種は在来種なのだろうと推定する。
白目の在来種、というとだいたいいんちきが多く秩父の白光や神奈川の津久井在来にでたらめなものが多い。農水省の保存してある津久井在来は褐色斑がひどくこれはもうどうにもならない。次の代に伝染していくのである。ところでいろんな筋から入ってくる津久井在来なるものは黄大豆の白目・うす茶目なのでほんとうにきちんとした証拠を示されない限りまずいんちきだと思っていい。