一日でした。きのうで桜は八分咲きくらいになっていたでしょうか、まだ咲き始めなので散ることもないでしょう。
おとといは問屋さんが保存不良、売れ残り、テスト品・・・の大豆60袋を畑にまいてくださいました。あとはかき混ぜるだけです。意外とこんだけあってもたいした量でないのがわかります。去年休ませた部分はびっしりとぺんぺん草のお花畑になっています。栽培していたところはよくしたもので雑草はまだまばらですが、もう少し経つと一斉に草ぼうぼうになってしまいます。
昔、熊楠の小説風伝記を神坂次郎さんだったかの作のものでわくわくしながら読みましたが、ここへきて植木枝盛、馬場辰猪、津田梅子、漱石、柳田国男等とつながってきてはたまた湯川秀樹のお父さん関連で和歌山県田辺が出てきたのを機に熊楠評伝の新作、岩井圭也『われは熊楠』を楽しんで読んでいます。文章がとてもいいです。今は一ページ8行設定でキンドル読書です。おかげで大英博物館でビクトリア朝の円形ドーム閲覧室で本を読んでいる自分の夢をみたりと、なんじゃこれ、もうかった! 状態です。
小沢さんの演奏でマーラーの7番をyoutubeで聴きましたが小気味よいいい演奏でした。食わず嫌いで小沢さんはブラームス以外あまり聴かないのですが「はっ」としたところがあります。晩年のサヴァリッシュ的な鳴らし方があったりしておもしろかったです。