天気はぐずつき気味でしたが、きょうは打って変わってぽかぽかと春の始まりらしいのどかな日となりました。
斎藤兆史さんの英語達人列伝の続編に国弘正雄先生の章が出てきました。びっくりというかうれしかったです。国弘先生が西山千のとなりで同時通訳者としてご一緒していたとはこの本で初めて知りました。西山千のひとり舞台のような月面着陸の実況中継でしたが最晩年の祖父に説明しながら観ていたこの実況にまさか国弘正雄がいたとは、驚きです。
国弘さんには会ったことはありませんがNHKのテレビ英語会話中級を通してさまざまなヒントをいただいた大切な恩師です。学校よりもこの先生から学んだことが「ものを学ぶ習慣」や「生きることのちからとは」を教えてくれたのです。週一の30分番組でしたが、キーンさん、サイデンステッカー、作家のマードック、トフラー、ライシャワーさん、ハーマン・カーンさん等豪華なゲストとのトークショーがぜいたくな時間となりましたが、テキストが行方不明で残念ですが、手元にある6冊ではるか昔を思い起しています。斎藤兆史さんによれば、模擬豆腐店の茂木さんが”只管打坐”をよく引用していましたが、国弘さんは只管朗読・只管筆写のひとだということ、あふれる教養に支えられた瞬間言い換えの妙(これは私の考え)。小さい頃は漢詩の素読をやっていたというところが、そのあとの独学開拓の素地になっているようです。