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150 150 山下とうふ店

無い時は畑が忙しい時です。草退治専門。普通はお彼岸ころには忙しさもひと段落となるのですが今年はまだまだのようです。ナイロンカッターは便利でナイロンの太い細い、長い短いをうまく使い分けてやると草処理も楽しい仕事となります。株がちいさい内は株本体を切ってしまう可能性がおおきいのですが、ある程度太くなってくると細め・短め・回転やや弱にして畝間も刈りはらい機が使えます。これを修練していけば不耕起栽培がかなり楽になってくるものと考えられます。かき混ぜるのでなく”掻き切る”ことで草処理。ただしすぐまた成長してくるので回数の問題が起こりますが・・・。大豆本体の大きさが確保されれば大豆の葉っぱで畝間には日が差さず雑草の成長は大方おさえられるのですが、ものによってはそんなのへいチャラで大きくなりますがそれらは手で抜いていくしかありません。

打田鍈一さんの『続藪岩魂』が出ました。私より少し年上ですが見た目も実体力・気力も私よりずっと若い打田さんの小気味よい文体で楽しい紙上藪岩ハイキングが楽しめます。「私の山登りは道迷いから始まった。」で始まりますが、この深遠な人生観を彷彿とさせる言葉は多くの読者を彼のひとつひとつの山行にくぎ付けにさせてしまう魔力を持ったおまじないのようにも思われます。むつかしい抽象論はない。具体的な山登りの一歩、藪ひと漕ぎ、ワンピッチが読者に人生をあるいは自然を考えさせてくれるのです。完読したらまた書きますね。