転倒しました。床は御影石で排水口の金具がとれていてその穴に長靴のつま先が少し入ってしまいつまずいたのです。普通は足も前へ動いてひざ、上半身という具合に倒れるものですが、足がひっかかってそのまま体全体がまっすぐ倒れました。顔が危ない、ととっさにひじで顔を守ろうとしました。肘が少し痛かったのですが夜お風呂に入ると少し腫れています。また右足の真ん中から右のゆびがしばらく痛いというより「ふにゃっ」として力が入らない感じでした。靴を履いていても足の指は重要な働きをしていることを思い知らされました。凍傷で足の指切断しても山をあきらめずがんばっている岳人たちはすごいですね。
枝豆豆腐は今の段階では去年のあけぼの大豆の冷凍を使っていますが、自分でもうまい大豆だなと感じています。豆腐に同じ品種の枝豆なので「親子とうふ」と言っていいかしらね。あけぼの大豆は身延町あけぼの地区が有名ですが、そのルーツというかオリジナルは関西から持ちこもれたということですが、地域差による大化けは発生していないと推察します。栽培に特別な配慮、環境の異様な差により変化はもちろん発生するのですが関東から山口県くらいまでの播種ならばそんなに大きな大差は発生しないと考えます。先日帝国ホテルのティエリーさんが懇意にしている栃木のコメの研究家は500種ほどの古来から各地で蒔かれている品種を「絶やしてはいけない」と蒔き続けていましたが北海道や沖縄を除く品種はおおむね順調に育ち収穫できてるのではないかと考えます。ただし背が高くて倒伏しやすいわけですが、そもそも手刈りだと思うので大豆と同じく大変ではあるけれども絶望的ではないはずです。人手だけでしょうかね。ティエリーさんが「味の豊かさ」について言及されていましたが、大豆の場合も同じです。もっとも、単純でおいしいと感じないものがあるのも在来種の世界ですが。
夕方種まきの準備で3反の畑をハンマーモア・ナイフカッターで草処理しました。刈りはらい機で草刈りするのも楽しいですがトラクターの後ろにくっつけてするこの作業も気持ちいいものです。畑の床屋さんは楽しいものです。今日は夕立なし。6時45分までやりました。