こんなのんびりな

150 150 山下とうふ店

時間をすごせる喜びをなんと・・・、とはいうものの”のんびり”の前後が忙しすぎるからこそ、そのありがたみもわかるのでしょう。
二階の自分の部屋は今はものおき同然となり、野外活動をしていないときはおおむね父が居た場所にいます。
つまり母屋の居間です。
座敷なのでものは極力おかないようにしていますが、仏壇のある部屋とはいえテレビ、Pioneerのレコード・プレーヤー、山水の総合アンプ、AKGの”高級”ヘッドフォン、テレビのとなりに(繰り返し読み・使う)本・雑誌・辞書が50冊ならんだ本”立て”、部屋の真ん中に座卓、自分用の座椅子・・とこんな程度ですが和室ならもっとがらんとした方がいいのかなとはいうものの、”モノ”がそばにあるということもこころの平安には大切な要件でもあるようなのでこのままにしておきましょう。
今このブログは”山”で買ったレコードの一枚で、『ギター・デュエット/クラシック名曲集5, 小松素臣ギター二重奏団』というコロンビアの一枚を聴きながら書いています。目の前のテレビでは窓際太郎28をやっています、やや老けたとはいえ麻生祐未さんがかわいいです。
レコードは当然A面、B面という具合にひっくり返しの儀式や針が音を拾う時のひっかき音が入るわけですが、音楽体験としてはCDの時よりも重いものを感じます。
それにしてもこの中の演奏には心打たれています。
ギター曲はどちらかというとあまり聞かないのですが、きょうはこころ落ち着く時間を支えてくれているようです。
ほんとに単なる陳腐ともいえる名曲集なのでしょうが地味なようでいて活き活きとした掛け合いが感じられるデュオです。